「人の温かさ」が
何よりのギャップでした
タチバナ工業に入社したきっかけは?
もともと土木の仕事に興味がありましたが、内陸部で育ったこともあり「海に関わる仕事」への憧れがありました。「普通の進路では経験できないようなスケールの大きな現場に挑戦したい」。そんな気持ちを持って就職先を探している時に、先生から勧められたのがタチバナ工業でした。
岡山近辺で働きたいという希望もあり、中国地方や四国地方を中心に事業を展開しているタチバナ工業なら自分の望む働き方と一致するとも感じました。
会社説明や見学を通して、福利厚生や研修制度の充実、そして先輩方の雰囲気の良さにも惹かれ、「ここでなら挑戦できる」という確信を持って入社を決意しました。
どんな仕事をしていますか?
2週間の本社研修で基礎を学んだ後は、岡山営業所で施工管理を担当しています。取り組む現場はスケールが大きく、例えば200tクレーンを用いて18m級の鋼管杭を打設するような作業に携わっています。一本の杭の精度が全体構造を左右するため、施工管理者として品質を守る責任を強く感じています。
入社前は正直「土木は厳しい環境で気の荒い人が多いのでは」と不安もありました。しかし実際には、上司や先輩が丁寧に指導し、失敗しても一緒に改善策を考えてくれる温かい雰囲気がありました。想像していた以上に人に恵まれていることが分かり、不安は次第に消えていきました。
ギャップを感じるほど「人の温かさ」を実感できたことも、この仕事を続ける大きな支えになっています。
印象に残っているプロジェクトは?
特に印象に残っているのは、入社間もないころから定期的に担当している鋼管杭の打設工事です。直径1mを超えるような大きな杭を水中に打ち込む作業は迫力があり、初めて見たときは強い衝撃を受けました。
入社したばかりの頃は黒板や写真の撮影方法すら分からず、注意を受けることも多くありました。その悔しさを糧に、「同じ失敗は繰り返さない」と工夫を重ねてきました。
今では、前回や前々回にできなかったことも確実にできるようになり、段取りや確認の精度も高まったと感じています。入社当時の自分と比べて、成長を実感できる現場であることも大きな励みになっています。
今後の目標は?
今後の目標は、施工管理技士をはじめとする資格を取得し、一人で現場を任せてもらえる存在になることです。経験を積み重ね、知識を体系的に整理し、自分の言葉で説明できる力を磨いていきたいと考えています。
また今後入ってくる後輩たちに向けても、先輩として模範的な姿を示していきたいと考えています。趣味であるツーリングに一緒に行くなど、オンオフ問わず関係性を築きながら技術者として高め合っていきたいです。
入社当初は転勤を望んでいませんでしたが、今は視野が広がり、さまざまな地域や現場で挑戦してみたい気持ちも芽生えています。経験の場を広げることで、より幅のある施工管理者に成長したいです。
未来の後輩へのメッセージ
この会社の何よりの魅力は人間関係の良さです。上司も先輩も後輩思いで、困ったときには必ず手を差し伸べてくれます。未経験や異なる分野の学校出身でも問題ありません。やる気さえあれば少しずつ覚えていけますし、達成感のある仕事に確実につながります。
また、従業員のことを第一に考えてくれる会社の姿勢や制度にも助けられています。私自身も入社前は営業所の遠方に住んでいましたが、会社の借り上げ社宅制度のおかげで営業所近辺で一人暮らしを実現できています。
覚えることが多く大変なこともあると思いますが、プロジェクトが完了したときの達成感は格別です。ぜひ私たちと一緒に、大きな現場を動かすやりがいを味わってください。
1日の流れ
- 7:30
- 出社、事務所で機械などの準備・現場へ移動
- 8:00
- 朝礼・ラジオ体操・KY活動
作業開始(鋼管杭打設業)
- 12:00
- 昼休憩(昼食・現場詰め所での休憩)
- 13:00
- 午後の作業(鋼管杭打設の為の機械設置等)
- 16:30
- 作業終了(現場内の清掃・整理整頓)、事務所へ移動
- 17:00
- 事務所にて書類等作成、退社