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新造グラブ浚渫船「拓海(たくみ)」の披露見学会を開催しました。

お知らせ
2018.12.20
新造グラブ浚渫船「拓海(たくみ)」の披露見学会を開催しました。

平成30年12月、新造グラブ浚渫船兼起重機船の完成披露見学会を開催しました。

香川県高松市の高松港G岸壁に接舷した、新造船「拓海(たくみ)」に約160名の地元関係者、関係官庁職員並びに関連企業の方々が乗船して見学していただきました。

 船上では、各所で係員が本船の特徴についての説明をし、また、さまざまな質問や疑問についてお答え致しました。

【本船の特徴】

 建造にあたっての3つのキーワード、『環境性能』、『生産性向上』、『社会的要請』にそって説明します。

  • 『環境性能』
     環境に配慮するための様々な機能を装備しました。特に「ハイブリッド式浚渫機」は、中四国では初となります。これはバケットの巻き下げ時の回生エネルギーを巻き上げ時に利用できるようにするシステムです。また、「蓄電システム」も装備し、浚渫作業中に発生した余剰電力を蓄電し、作業後の停泊時等の電力として利用できます。その他「電力モニタシステム」、「超低騒音マフラー」、「IMO2次対応エンジン(NOx規制対応エンジン)」など省エネ化、CO2・NOx排出量の削減、騒音等の低減で、周辺環境・作業環境・船内居住環境を従来よりも大幅に改善しています。
  • 『生産性向上』
     「ポンプジェット式スラスター」を船体の前後に2台配置していることや、クラス最大の浚渫面積となる平底バケットの搭載、そして「バケット方向制御」・「3Dバケットモニタ」といった水中の浚渫工事の見える化を図る新しいシステムの導入で、大型な「拓海」が従来以上の移動性能や施工効率の向上を実現しています。
  • 『社会的要請』
     女性の社会進出に配慮した女性専用船室や、完全分煙化のための喫煙室を設置したり、船内階段の勾配を建築法に基づいて緩やかにしたりして、ダイバーシティ(働き方の多様性)への対応、労働環境の向上といった現在の社会的要請に応えられる船内環境を整備しています。

様々な最新のシステムや設備を搭載した大型全旋回式グラブ浚渫船兼起重機船『拓海(たくみ)』は、今後国内外でその性能を十分に発揮した活躍が期待されています。今後とも『拓海』をよろしくお願いいたします。

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